「何事も過ぎたるは及ばざるがごとし」

みなさん、こんにちは!原田裕子です✨
「何事も過ぎたるは及ばざるがごとし」ー 孔子
この言葉、まさに今の自分のことを言われているような気がしませんか?
私も「やりすぎちゃう人」でした。仕事も、家事も、人への気遣いも...全部「もっと、もっと」って。でも疲れ果てて、今度は何もしたくなくなる。そんな自分にイライラして、また頑張りすぎる。この繰り返しでした。
あなたも極端を繰り返していませんか?
現代人の多くが、この両極端を行ったり来たりしています。
完璧主義で頑張りすぎて燃え尽きる → 疲れて何もできなくなって自分を責める
ダイエットで極端に制限 → 反動で食べすぎる
人に合わせすぎて疲れる → 今度は人を避けたくなる
まるでシーソーですよね。どちらかに傾きすぎると、バランスを崩してしまうんです。
バガヴァッド・ギーターが教える「中道」
2500年前の古代インドの聖典『バガヴァッド・ギーター』には、こんな教えがあります:
「食べすぎる者にも、まったく食べない者にも、ヨガは成就しない。眠りすぎる者にも、眠らない者にも、ヨガは成就しない」
やりすぎも、やらなすぎも、どちらも私たちを本来の自分から遠ざけてしまうという「中庸」の教えです。
無意識の「自動操縦モード」が原因
なぜ極端に走ってしまうのでしょう?それは「無意識」によるものなんです。
「良かれと思って」やりすぎてしまう
「ダメだとわかって」やらなすぎてしまう
どちらも、深く考えずに反応している状態。自動操縦で生きているみたいですよね。
「気づく」ことで選択できるようになる
ヨガ哲学では「今の自分の思考や感情に気づく」ことで、自動操縦から抜け出せると教えています。
瞑想やヨガの練習中に、こんな体験をしたことはありませんか?
「あ、今、頑張りすぎてる」
「呼吸が浅くなってる」
「肩に力が入ってる」
これが「気づき」の瞬間です。気づいた瞬間、選択ができるようになるんです。
ヨガマットの上で学ぶ「ちょうどいい」感覚
ヨガのポーズって、まさに中庸の練習場なんです。
頑張りすぎると筋肉が緊張して、かえってポーズが取れない
でも全然頑張らないと、ポーズの効果を感じられない
その中間の「ちょうどいい力加減」を見つける練習。これが日常生活にも活かされるんです。
日常で実践する簡単なコツ
一日数回、自分に問いかけてみてください:
「今、どんな状態?」
「頑張りすぎてない?」
「手を抜きすぎてない?」
この簡単な「チェックイン」だけで、驚くほど変化が起きます。
あなたの「ちょうどいい」を一緒に見つけませんか?
SURYAでは、ヨガ、瞑想、ヨガ哲学講座を通して、この「気づく力」を一緒に育てていきます。頑張りすぎてしまうあなたも、つい怠けてしまうあなたも、どちらの自分も受け入れながら、真ん中の心地よい場所を見つけていきましょう。
スタジオやオンラインで、あなたの「ちょうどいい」を一緒に探す時間を、心から楽しみにしています🧘♀️
今日も最後まで読んでくださって、ありがとうございました♪
P.S. 「私、やりすぎちゃうタイプかも...」「最近、何もやる気が起きない...」そんな方こそ、ぜひ一度スタジオにいらしてください✨
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