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自己コントロール法

目次

座右の銘

みなさんは、ご自分の「座右の銘」をお持ちですか?自分の目標となるものを掲げたり、生き方を戒めるものであったり、自己成長のため、感謝の気持ちを持ち続けけるためなど、ことわざや格言などから心に響くものを選んでいるかもしれませんね。座右の銘を持つということは、より良い選択をするための指針となる判断基準を持つことになりますから、自己コントロールをしやすくなるということに繋がってきます。

理想的な生き方

自分を戒めたり励ましたりしながら、やらない方がよいこと、やった方がよい事を客観的に判断して、自らの行動を抑制したり促進するようになると、自分の理想的な生き方ができるとヨーガの聖典に書かれています。そのための判断基準もたくさん記されていますが、ヨーガ療法ではわかりやすいように、ことわざを使って自己を客観視しコントロールする方法として瞑想を取り入れています。理想的な生き方とは、上手に自分をコントロールし人格を向上させていくことですが、そのためには物事の判断基準を健やかにしていくことが大切になってきます。

善は急げ 悪は延べよ

このことわざは、善いことだと思ったらすぐに実行しましょう。そして、悪いことはできるだけやらないようにして後回しにしておけば、そのうちにやる必要がなくなるという教え、つまり健やかな判断基準です。例えば、お礼をしようとしても、すぐにやると決めておかないと後回しにしがちですし、それが癖になりやすいのです。反対に、愚痴や陰口、物に当たる、手が出る等の悪い行為は、後回しにすると決めておかないとすぐにやってしまいがちで、しかも繰り返しやすいのです。善いことを積み重ねる生き方は楽しいでしょうし、悪いことを積み重ねる生き方は苦しみが増していくという教えですね。

自己コントロール法

善いことだと思ったらただちに実行し、悪いことをしようとする時は、なるべく実行を延ばす、というその意味が理解できたら、今度はそれを自分の判断基準に取り入れていきます。そのために、ヨーガ療法では心を健やかにしていく自己コントロール法の「考える瞑想」を毎回行っています。これまでの過去を振り返り、実行できたことやできなかった事を客観視していくことで、例えば、「年上の人にお礼を言うのが苦手だな」「あの人の愚痴をすぐに言いたくなってしまうな」など自分の癖に気づくことができます。あとは、その癖を健やかな判断基準に照らし合わせて、何をどのように実行するかを考えていけば良いのです。みなさんは何を自己コントロールしたいと思っていますか?それは、自分がこれから先の人生に何を求めているかが分かるものでもありますね。ちなみに、すぐに怠けてしまう私の座右の銘は「一所懸命」です。

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