“本音を話せない私”が、書くことで変わった
こんにちは、ヒトミです。
今日は、私が「書くこと」に出会った原点についてお話しさせてください。
「自分を客観的に見る」体験から始まった、心の旅
SURYAでヨガとヴィヴェーカ瞑想に出会ったとき――
私は初めて、「自分を客観的に見る」という体験をしました。
それをきっかけに、私は少しずつ、自分の内側――
心の奥に目を向けるようになりました。
大学では教育学や心理学を学んでいたこともあり、
“怒りの根底には、幼少期の悲しみがある”と気づいたことも、そのひとつ。
涙が止まらなかった、カウンセリングルームでの私
その気づきをきっかけに、私は大学内のカウンセリングルームに通いはじめました。
でも、いざ話そうとすると――
涙が止まらなくなってしまうのです。
うまく言葉にできない。
頭の中がぐちゃぐちゃで、何から伝えればいいのかわからない。
後から知ったのですが、私は「本音を話そうとすると涙が出てしまうタイプ」だったようです。
「書くこと」なら、できるかもしれない
どうすれば、カウンセラーの先生に自分の想いが伝わるのか?
私はいろいろ試行錯誤しました。
その中で、ふと思い出したのが幼稚園のころのことでした。
私は文字を覚えるのが早くて、
お友達や先生によく手紙を書いていたそうです。
「あの頃みたいに、書いて伝えることならできるかも」
そう思って、ノートに気持ちを書き始めました。
本音は、ノートの上なら出てきた
最初は短い言葉から始まりました。
「なんかもやもやするんです」
「今週も授業中にイライラしました」
そんな小さな本音たちを、私は少しずつノートに書いていきました。
すると不思議と、言葉にならなかった想いが、
文字になって、じわじわと表れてくるようになったのです。
書いてから話す。たったそれだけで、心が整った
それからは、カウンセリングの前にノートに気持ちを書いてから
面談に臨むようになりました。
すると、心の中がすっと落ち着いて、
驚くほどスムーズに話せるようになったんです。
書くことは、今の私の“お守り”
それ以来、「書くこと」はずっと私の心の支えになっています。
思考を整理するためだけでなく、
「本音に触れて、やさしく見守る」ための時間。
書くことで、私は少しずつ、自分にやさしくなっていきました。
🔖ヒトミのひとことメモ
本音をうまく言葉にできないときは、
ノートの上なら、そっと吐き出せるかもしれません。
誰かに伝える前に、自分の心に耳を傾ける時間をつくってみてくださいね🕊
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