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ヒトミブログ

ベッドから起き上がれなかった私が、朝の光を取り戻すまで

手帳


こんにちは、ヒトミです。


今日は、私が「働き始めてから経験したこと」、そして
“立ち止まった私を支えてくれたもの”について、お話しさせてください。







“なんとなく”始まったキャリアと、立ち止まりの瞬間


大学院を修了し、先生に勧められるまま大学教員になった私。
けれど正直なところ、“未来のビジョン”はまったく持てないままでした。


働き始めて2年目。


忙しさとプレッシャーに押しつぶされるような日々が続き、
ある朝、ついにベッドから起き上がれなくなってしまいました。


眠れない。起きられない。食べられない。


心も体もまったく動かず、私は休職することになりました。







「やっぱり私、普通じゃなかったんだ」と思った日


その頃、ADHDの診断を受けました。


どこかでうすうす感じていたことに“名前”がついたことで、
少しホッとしたような、でも深く落ち込むような――
そんな不思議な感情が入り混じっていたのを、今でも覚えています。







ヨガニドラーとの出会い。「今の私でも、できるかも」


そんな中、ふと届いたのが
SURYAからの「オンラインレッスン開催のお知らせ」でした。


その中に書かれていた「ヨガニドラー」という言葉。


“寝たままできるヨガ”なら、今の私でもできるかもしれない――
そう思って、久しぶりにレッスンに申し込んでみました。


静かな声に導かれて、
海や空や草原を旅するような感覚。


レッスン中だけは、嫌なことを少しずつ忘れることができて、
「楽しかった」と思える時間が戻ってきたのです。







紙の手帳がくれた、小さな“できた”の積み重ね


少しずつ回復してきた頃。
次に私を支えてくれたのが、「紙の手帳」でした。


きっかけは、「仕事のメールを見たくない」という気持ち。


それまで使っていたデジタルカレンダーを手放し、
なんとなく手に取った紙の手帳を開いてみました。






最初は、SURYAのオンラインレッスンと通院くらいしか予定はなく、
それでも「洗濯」「ごはん」「散歩」――
そんな小さなタスクもすべて書いて、できたらチェック。
また書いて、チェック。


夜には手帳を見返して、


「今日はこれだけできた」
「私、がんばったな」


そうやって、少しずつ“自分を肯定する時間”が増えていきました。







書くことが、“日常を支える力”に変わった


書くことは、ただの記録じゃなくて、
「今日の私を認めてあげること」だったのかもしれません。


心も体も動けなかった日々から、
ほんの少しずつ、私は「私を取り戻す」道を歩き始めたのです。






🔖ヒトミのひとことメモ


元気がないときこそ、“できたこと”を数える。
手帳は、私にとって「小さな自信の回復ノート」でした。
何もない日こそ、ページを開いてみてください🕊

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