あなたの人生の主人公はあなた自身

みなさん、こんにちは！原田裕子です✨

「あなたの時間は限られている。だから他人の人生を生きて時間を無駄にしてはいけない」 　ー　スティーブ・ジョブズ

この言葉を読んで、どんなことを感じましたか？
私は最初にこの言葉に出会った時、ハッとしました。毎日忙しく過ごしているけれど、本当に「自分の人生」を生きているのかな？って。
でも、「他人の人生を生きる」って、具体的にはどういうことでしょう？

気づかないうちに生きている「他人の脚本」
実は私たちは、生まれた瞬間から無数の「脚本」を渡されています。
* 親からの「いい子でいなさい」
* 学校からの「みんなと同じように」
* 社会からの「普通はこうするもの」
* SNSからの「こんな風に見られたい」
これらすべてが「他人が書いた脚本」で、その通りに演じるように言われているのですよね。
私も長い間、この脚本通りに演技をしていました。でも演技って、疲れませんか？本当の自分とは違う役を演じ続けるのって、とても消耗するんです。いろいろと隠したり、自分に嘘をついたりするのですから、疲れて当然ですよね。

「仮面疲れ症候群」になっていませんか？
現代人の多くが、知らず知らずのうちに複数の「仮面」をつけています。
* 職場での「デキる私」の仮面
* 家庭での「完璧な親・妻や夫」の仮面
* 友人関係での「いつも明るい私」の仮面
* SNSでの「充実した生活を送る私」の仮面
一日に何回仮面を付け替えているか、数えてみてください。
そして夜、一人になった時に感じる、あの言葉にできない疲労感。それが「仮面疲れ」です。本当の自分を隠し続けることで生まれる、深い疲れなんです。

古代インドの智慧：「スワダルマ」という概念
サンスクリット語に「スワダルマ」という美しい言葉があります。
「スワ」= 自分自身
「ダルマ」= 本来の役割・使命
つまり「自分本来の生き方」という意味です。
古代インドの聖典『バガヴァッド・ギーター』には、こんな教えがあります：
「他人のダルマを完璧に行うより、自分のダルマを不完全でも行う方がよい」
これって、まさにジョブズの言葉と同じですよね。2500年前から、人類は同じことで悩んでいたんです。

ヨガ瞑想で「本当の自分」と出会う
ヨガマットの上で深呼吸をしながら、瞑想で静寂の中に座る時間。それは、他人の期待や社会の常識から離れて、純粋な「私」と向き合える貴重な時間です。
でも、なぜヨガ瞑想で本当の自分がわかるのでしょう？

答えは「思考の静けさ」にあります。
私たちの頭の中は、一日中おしゃべりが止まりません。そのおしゃべりの多くは：
* 過去の後悔
* 未来の不安
* 他人との比較
* 社会的な「べき論」

瞑想はこの「心のノイズ」を静めてくれるのです。
雑音が消えた時、初めて聞こえてくるのが「潜在意識からの純粋な声」なのです。
今日の瞑想で、私が聞こえたのは「私が幸せでありますように」という素敵なメッセージでした。

潜在意識からのメッセージを受け取る
みなさんからよく聞く体験談があります：
「瞑想中に、突然涙が出てきました。理由はわからないけれど、何かが溢れてきて...」
これは潜在意識が「やっと聞いてもらえた」と安堵している証拠、
あるいは、本当の自分と出会えた喜びかもしれませんね。

長い間封印してきた本当の気持ち：
* 「本当はこれがやりたかった」
* 「この関係性は私を幸せにしてくれない」
* 「もっと自分を大切にしていいんだ」
* 「私にはもっと違う可能性がある」
* 「私は幸せになっていいんだ」
これらの声に気づいた時、人生が少しずつ、でも確実に変わり始めるのです。
他の誰でもない、本来の自分からのメッセージですから、揺るぎない自信が生まれてきます。

あなたの人生の主人公はあなた自身
スティーブ・ジョブズが言うように、時間は限られています。
でも考えてみてください。この「限られた時間」こそが、人生を貴重で美しいものにしているんです。
桜の花も、1年かけて満開になるのはほんの数日です。
もし時間が無限にあったら、今日を大切にしようと思うでしょうか？ もし明日がずっと続くなら、今この瞬間に感謝できるでしょうか？
限りがあるからこそ、私たちは本当に大切なものを選ぶことができるのだと思います。
だからこそ、他人の人生の脇役として生きるのではなく、自分の人生の主人公として生きませんか？

あなただけの「人生の台本」を書き直そう
SURYAでは、ヨガや瞑想、そしてヨガ哲学で、そんな「本当の自分」との出会うための練習方法が学べます。
* 他人の期待ではなく、あなたの心の声を聞きます
* 社会の常識ではなく、あなたの内なる智慧を信じます
* 完璧な自分ではなく、ありのままの自分を受け入れます

一緒に、あなただけの人生の台本を書き直していきましょう。
その台本の主人公は、間違いなくあなた自身です。

スタジオやオンラインでお会いできる日を、心から楽しみにしています🧘‍♀️💕

今日も最後まで読んでくださって、ありがとうございました。あなたの心に少しでも響くものがあったなら嬉しいです♪

P.S. この記事を読んで、何か心に浮かんだことがあれば、ぜひLINEでご感想を教えてください。みなさんの声を聞かせてもらえると嬉しいです✨