「結果に執着しない」って何? バガヴァッドギーターが教える究極の仕事術

こんにちは!
「この仕事続けるべき?それとも転職?」
「なんか最近、仕事がうまくいかない...」
「頑張ってるのに、なぜか空回りしてる気がする」
こんな風に感じること、ありませんか?
実は私も、外資系証券会社で何度か転職を経験して、その度にいろんなことを学んできました。
今日は、そんな私の体験と、古代インドの智慧「バガヴァッドギーター」から学んだ、人生を変える仕事術についてお話ししますね。
転職って、実は「逃げ」じゃない時もある
私、実は転職経験が何度かあります。全部外資系証券会社での話なのですが、「この会社の雰囲気は私には合わない」という理由での転職もありました。
ヨーロッパ系の会社での経験。そこの文化がとても真面目で勤勉、自分の意見はかなり主張しつつ、でも決して笑わない人たちばかりで(笑)。私なりに努力はしたのですが、どうしても「そもそも合わない」と思い込んでしまいました。
最初は「私が甘いのか?私が悪いのか?」と思ったりもしました。でもどうやっても「合わない」というあの判断は間違っていなかったと思います。だって、自分ではどうにもならないことってあるじゃないですか。
「逃げる努力」から「うまくいく努力」へのシフト
この経験から大切なことを学びました。
仕事では嫌なこと、辛いことは当然あります。たくさんあります。でも、そこからは逃げると結局自分の事がイヤになってしまうと思うのです。
重要なのは、「どうやったら嫌なことから逃げられるか」を考えるんじゃなくて、「どうやったらうまくいくようになるか」を考えること。
つまり、努力の方向性を間違えないようにしたのです。これが、実はバガヴァッドギーターの核心的な教えと深く繋がっているのです。
「結果に執着しない」の本当の意味
バガヴァッドギーターでよく聞く「結果に執着しない」という言葉があります。
「結果に執着する」って何でしょう?
例えば:
- 「人からできる人と思われたい」
- 「この案件、絶対成功させて評価されたい」
- 「あの人より良い成績を取りたい」
- 「失敗したら恥ずかしい」
つまり、自分のエゴや見栄、他人からの評価を気にしすぎている状態のことなのです。
執着していると何が起こるか?
結果に執着していると:
✗ プレッシャーで本来の力が発揮できない
✗ 失敗を恐れて挑戦できなくなる
✗ 他人と比較して落ち込む
✗ うまくいかない時にイライラする
✗ 「なんで私ばっかり...」と被害者意識が生まれる
思い当たること、ありませんか?私はあります(笑)
「執着しない」実践法
じゃあ、どうやって執着を手放すか?私が実践していることをシェアしますね。
- 「私の仕事」と「結果」を分ける
「私の仕事」 ベストを尽くすこと、学び続けること、誠実に取り組むこと
「結果」 売上、評価、市場の状況、タイミング、相手の都合、他人の反応など
この分け方はとても簡単です。「私の仕事」は私が努力できること、「結果」は、自分だけではコントロールできないことです。
だから、「私の仕事」に100%集中して、結果は「おまけ」として受け取る感覚です。
- 「成長のための失敗」を歓迎する
失敗を恐れるのは、「できる人と思われたい」という執着があるから。
でも考えてみてください。失敗しない人って、挑戦していない人じゃないですか?
私は失敗を「成長のための授業料」と考えるようにしています。「あ、また一つ学べた!ラッキー♪」みたいな感じです。
- プロセスを楽しむ
結果にばかり目を向けていると、今この瞬間の面白さを見逃してしまいます。
仕事も、人生も、ゲームみたいに楽しめないかな、と考えてみる。「今日はどんな発見があるかな?」「どんな面白い人と出会えるかな?」「今日は、どんな成長をしたかな?」
- 「宇宙にお任せ」の感覚
これは、怪しげな、スピリチュアルに聞こえるかもしれませんが、実はとても実践的です。
自分にできることを全部やったら、あとは宇宙(神様、運命、大いなる何か...呼び方は何でも)にお任せしてしまいましょう。
「私はベストを尽くしました。あとはよろしく!」って感じです。
すると、何が起こるか?
不思議なことに、執着を手放すと:
✓ リラックスして本来の力が発揮できる
✓ 失敗を恐れず積極的になれる
✓ 他人と比較しなくなる
✓ どんな結果でも学びとして受け取れる
✓ 心が軽やか!
そして結果的に、以前より良い結果がついてくることが多いのです。面白いですよね。
転職も「執着を手放して」決める
私の転職経験も、今思えばこの原則に従っていました。
「ここで認められたい」「この会社で成功しなければ」という執着を手放して、「私にとって本当に良い環境はどこか?」を冷静に考えられるようになったのです。
合わない環境で無理をするのも執着の一つ。「頑張れば何とかなるはず」という思い込みも、実は執着だったりします。
バガヴァッドギーターの智慧を現代に
2000年以上前の古代インドで書かれたバガヴァッドギーターですが、現代の私たちの仕事にもこんなに活かせるのです。
この他にも、人間関係、お金のこと、人生の方向など、いろんな場面で使える智慧がたくさん詰まっています。
もしあなたも、仕事で悩んでいることがあったら、一度「執着を手放す」を試してみてください。きっと新しい景色が見えてくると思いますよ♪
P.S. ヨガや瞑想、古代の智慧に興味が湧いてきませんか?私のクラスでは、こういう実践的な哲学をもっと深く学べます。人生がもっと軽やかで楽しくなる秘訣、一緒に探求してみませんか? 9/20開講のヨガ指導者養成講座では、このバガヴァッドギーターを学んでいきます!
今日も最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
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