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猛暑でバテバテ…体がスッキリする夏の過ごし方

原田裕子写真

こんにちは!今日も本当に暑いですね...💦

「なんだか体が重い」「食欲がわかない」「夜も暑くて眠れない」

こんな夏バテの症状、皆さんも経験ありませんか?

 

実は、5000年の歴史を持つアーユルヴェーダには、こうした猛暑を上手に乗り切る知恵がたくさんあるのです。今日は、すぐに実践できる「体がスッキリする夏のコツ」をお伝えしますね!

 

なぜ夏は体が重くなるの?


体の中に「熱」がこもる

アーユルヴェーダでは、夏は「ピッタ(火の要素)」が増える季節。外の暑さと体内の熱が重なって、体の中でボイラーが燃えているような状態に。これが「だるさ」「イライラ」「食欲不振」の原因です。

 

自律神経が乱れる

冷房の効いた室内と猛暑の屋外を行き来することで、体温調節を担う自律神経が混乱。この温度差ストレスが、体のだるさを引き起こします。

 

水分バランスが崩れる

汗で水分とミネラルが失われる一方、キンキンに冷えた飲み物をがぶ飲みすると胃腸が冷えて消化力が落ちてしまいます。

 

体をスッキリさせる夏の飲み物


🥒 キュウリとミントの爽やか水

- キュウリ 1本(薄切り)

- フレッシュミント 10枚

- レモン汁 小さじ1

- 常温の水 1リットル

一晩冷蔵庫で寝かせるだけ!冷たくしてゴクゴク飲みたいところですが、コップに注いで、少し常温に戻してから飲むのがコツです。

 

ココナッツウォーター

天然のスポーツドリンク。常温で飲むか、軽く冷やす程度がおすすめです。最近は、スーパーでも見かけるようになりました。

 

体を内側から冷やす食べ物


夏野菜を味方につけよう

スイカ、メロン、トマト、キュウリ、ズッキーニ

これらは自然界が用意してくれた「天然のクーラー」。水分たっぷりで、体の余分な熱を外に逃がしてくれます。

 

葉物野菜でさっぱりと

レタス、ほうれん草、小松菜

苦味や渋味のある葉物野菜は、体の「火照り」を鎮めてくれます。

 

ひんやり食材でクールダウン

ところてん、寒天、葛餅

昔から日本の夏に親しまれてきた寒天系の食べ物は、体を自然に冷やしてくれますよ。

 

避けたい「体を熱くする」食べ物


冷房で冷えた体には、消化に良い温かいスープやお味噌汁がおすすめです。猛暑の夏に避けたいのは、体の中を熱くして熱を溜め込んでしまう食べ物です。

体の中に熱を溜める食べ物

  • 辛いもの:唐辛子、胡椒、ニンニク

  • 揚げ物・重い食事:天ぷら、フライドチキン、こってりしたラーメン

  • 塩分の多い食べ物:外食や加工品に多く含まれる


 

簡単!夏のリフレッシュ習慣


朝の涼しい時間を活用

日の出前後の涼しい時間にヨガや散歩を。一日中体が軽やかに感じられます。

朝は温かいシャワーで体を目覚めさせる

一日中冷房の中で過ごして体がだるい方は、朝のヨガ後に温かいシャワーを。交感神経が適度に刺激されて血行が良くなり、一日の代謝も高まります。

冷水で軽くすすぐ

朝起きたら、手首と足首を冷水で軽くすすいでみてください。冷たい刺激が自律神経を整え、体全体がスッキリと目覚めます。

夜は体を冷ます時間

夜22時以降は体を休める時間です。スマホの画面を見るのをやめて、部屋の照明を暗くし、体を冷ます効果のあるミントティーや、リラックス効果のあるカモミールティーをゆっくりと飲みながら過ごしましょう。一日溜まった体の熱を自然に放出させることで、質の良い睡眠につながります。

 

まとめ


猛暑でのだるさを乗り切るコツは、体の中の熱を上手に逃がすことと、自律神経のバランスを整えること

 

現代人は冷房の効いた室内と猛暑の屋外を行き来することで自律神経が乱れがちです。温冷シャワーで血管を刺激したり、ヨガや瞑想で心を落ち着かせることで、体の調整機能を高めることができます。

 

難しく考えず、旬の夏野菜を食べて、水分をこまめに取って、涼しい時間を大切にする。そして自律神経を整える習慣を取り入れる。それだけで、体は自然とバランスを取り戻してくれます。みんなでこの暑い夏を、健やかに乗り切りましょう!

 

皆さんの夏が、涼やかで心地よいものになりますように。

ナマステ 🙏
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