自分を大切にすることが、周りも幸せにする理由

みなさん、こんにちは。SURYAの原田裕子です✨
「なんだか最近、心が重い」「頑張っているのに満たされない」そんな風に感じることはありませんか?
もしかすると、あなたは心優しい人だからこそ、いつも「誰かのために」と頑張りすぎているのかもしれません。その気持ちはとても素晴らしいと思います。
でも時々、立ち止まって考えてみませんか?それは本当に心から「やりたい」と思ってしていることですか?それとも「やらなければ」と思ってしているのでしょうか?
【「やりたい」と「やらなければ」の間にある、大きな違い】
私たちは時として、善意から始めた行動が重荷になってしまうことがあります。「あの人のためを思って」始めたことが、いつの間にか「こんなにしてあげたのに」という想いに変わってしまった経験があるかもしれませんね。
これは決してあなたが悪いわけではありません。人を思いやる心が強いからこそ起こることなのです。
ヨーガスートラには「慈悲喜捨」という美しい教えがあります。まず自分に慈しみを向け、自分の心を整えることで、その慈悲が自然と他者へも向かうようになる。つまり「自分の心が満たされているとき、その愛は自然に周りに広がっていく」のです。
【心配の正体は、実は自分への不安】
大切な人を心配するのは愛情の表れですが、時としてその心配が相手ではなく、自分の不安から来ていることがあります。
「この人は大丈夫だろうか」という心配の奥に、「もし何かあったら『私は』どうしよう」という不安が隠れていることも。これも人間らしい、自然な感情です。
相手を信頼するということは、その人の力を信じること。そして同時に、自分も何があっても大丈夫だと信じることでもあるのです。
【やさしい自己観察で、本当の気持ちに気づく】
自分を見つめるのは、人によっては怖く感じるかもしれませんが、実は自分にとってとても優しい行為なのです。まずは体に問いかけてみましょう。
✅ 肩や首に無意識に力が入っていませんか?
✅ 呼吸は深く、ゆったりしていますか?
✅ お腹のあたりはリラックスしていますか?
心の状態も、批判せずに観察してみてください。「こんな感情があるんだな」と雲を眺めるようにただ見つめるだけです。そして「こんなふうに考えているんだ」と無意識な思考のパターンに気づくことで、自分をより深く理解できるようになります。
【思考・言葉・行動が一致する心地よさ】
「本当は疲れているけど、断ったら嫌われるかも」と思ってしまって、つい「大丈夫です、やります」と言ってしまうことはありませんか?
これは自分に嘘をついている状態なのです。小さな嘘は自分への信頼を少しずつ削り、不安の原因になります。いつも不安になりやすい人は、人に合わせるために自分を押さえ込んだり、嘘をついたりしているのかもしれませんね。
逆に思考と言葉と行動が一致していると、心は落ち着きを取り戻します。これは自分勝手になることではなく、むしろ誠実に人と関われるようになることなのです。
【なぜ自分を大切にすることが、周りも幸せにするのか】
ここが今日の一番大切なポイントです。
自分の心が満たされていると:
☑️ 純粋な愛が生まれる: 見返りを求めない本当の思いやりができるようになります
☑️ 相手も安心する: あなたが自然体でいることで、相手もリラックスして本音で接することができます
☑️ エネルギーが循環する: 無理をしていないので、継続的に人をサポートできます
☑️ 相手の成長を信じられる: 自分を信頼できると、相手の力も信じられるようになります
つまり、自分を大切にすることは決してエゴではなく、より深い愛情を周りに分かち合うための土台作りなのです。
空っぽの器からは何も注ぐことができませんが、満たされた器からは自然と愛が溢れ出していきます。自分を満たしてから他者へ。これが真の思いやりを育む道なのです。
【あなたらしい愛の形を見つけませんか】
あなたには、あなたらしい思いやりの表現があります。無理をして誰かのためになろうとする必要はないのです。
自分を大切にすることが、実は周りの人への最高の贈り物です。あなたが心から幸せでいることが、大切な人たちの幸せにもつながっていくのです。
もしこの記事を読んで心が少しでも軽くなったのなら、それはあなたの内側にすでに答えがあるからなのだと思います。
今日という日が、あなたにとって新しい気づきの始まりとなりますように🙏
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