損得勘定に振り回されないために〜自分軸で選ぶためのヒント〜

こんにちは。ヒトミです。
今日は、「損得勘定」についてのお話をさせてください。
仕事、キャリア、家族、人間関係、そして自分自身の健康…。
現代を生きる私たちは日々、本当にたくさんの選択肢と向き合いながら生きていますよね。
そんな時、 「こっちの方が”得”だから」 「世間的に”正しい”から」 「効率が”良い”から」 という「損得勘定」だけで、選んでしまっていませんか?
そして、自分で選んだはずなのに、なぜか心がざわついたり、すり減っていくような感覚…。
「もっと主体的に選びたい」
「自分の心に従いたい」
そう願いながらも、 「でも、現実問題として損得を無視して生きるなんて無理」 という声が聞こえてくるのも、とてもよく分かります。
実は、「主体的」に選ぶとは、 損得勘定を「無視すること」ではありません。
大切なのは、 その「損得勘定」を「便利な道具」として使えているか、ということです。
<①「損得勘定」が"ご主人様"のとき>
「お金を稼がねばならない」「評価されねばならない」が"ご主人様"。
「私のやりたい」「心地よい」という感覚は"召使い"。
「本当はやりたくないけど、給料がいいからやる」
「心は疲弊してるけど、周りの期待に応えるために我慢する」
これでは、いつか心と体のバランスを崩してしまいます。
<②「内的基準」が"ご主人様"のとき>
「私は、心穏やかに過ごしたい」「健やかでありたい」 という"ご主人様"(=あなたの内なる声)がいます。
そして、"道具"である「損得勘定」にこう命じます。
「私が心穏やかに、健やかに暮らすためには、何が必要か?どれくらいのお金が必要か、計算して?」
そして、その計算をもとに、
「だから、多忙で高給なA社より、心穏やかに働けるB社を私が選ぶ」と決める。
これが、「主体的」な選択です。 損得勘定に振り回されるのではなく、自分の価値観のために「使いこなしている」状態。
これからの人生を本当に豊かにするのは、まさにこの②の感覚です。
「自分の基準」はどう見つける?
では、どうすれば自分の「ご主人様」=「本当の基準」がハッキリするのでしょうか?
SURYAで行うヨガの練習も、まさにそのための素晴らしい時間です。マットの上で、外側の情報から離れ、自分の内側の感覚に集中する。とても大切なひとときですよね。
そして、もう一つ。『書く瞑想』も、そのツールのひとつです。
ヨガが「体」を通して心の声を聞くアプローチなら、 書く瞑想は「言葉」を通して心の声を聞くアプローチ。
頭の中でぐるぐるしていることを、評価や判断をせず、ただ紙に書き出す。 そうすることで、「あ、私は本当はこう感じていたんだ」という自分の本音(=内的基準)に出会うことができます。
自分の「軸」さえハッキリすれば、 あれほど自分を振り回してきた「損得勘定」が、 驚くほど優秀な「道具」に変わってくれますよ🕊️
SURYAでのヨガで体を整え、そして『書く瞑想』で心を整える。
そんな風に、皆さんの「自分軸」づくりのお手伝いができたら嬉しいです。
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