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努力は「すべきもの」ではなく「楽しむもの」

原田裕子写真

みなさん、こんにちは!SURYA代表の原田裕子です。

「ああ、朝だぁ…起きなきゃ。」朝、目覚ましが鳴るたびにそんな気持ちになったことはありませんか?私もかつては毎朝そうでした!特に夜ふかし大好きな私には、朝起きるのは超難関でした。

私は「飽きっぽさのオリンピック金メダリスト」を自称するほどの三日坊主。何を始めても長続きせず、「これも続けなきゃ」「あれもできてない」とストレスだけが積み重なる日々でした。そんなある日、ヨーガの教えが本当の意味で心に響いてきました。

古代インドの知恵「ヨーガスートラ」には、ストレスの原因は「クレーシャ」(心の汚れ)にあると説かれています。現代風に言えば「こうあるべき」という思い込みや「こうあってほしい」という欲望、そしてそれらの結果への執着が苦しみを生み出すということです。

私の場合は「仕事ができる人と思われたい」という欲があったのですが、相手がどう思うかなんてわからないのに、相手の気持ちをコントロールできなくて、結果、ストレスを溜める日々でした。

毎日「〜しなければ」と思いながら生きるのって、なんだかとっても疲れますよね。「こうあるべき」「この結果が欲しい」「それが手に入らない」という思考の連鎖が、私たちの心を疲弊させているのですね。

そのサイクルにに気づいた時に、「〜すべき」を手放せばいいんだ!と心から納得できました。納得しただけではあったのですが、ヨガや瞑想を細々と続ける中で、ある朝「起きなければ」という気持ちが「早起きすると気持ちいい」に変わっていることに気づきました。

これが、ヨーガスートラで言うところの「アビヤーサ」(継続的な実践)と「ヴァイラーギヤ」(執着を手放す)なのだとわかりました。

不思議なことに、「やらなければ」という義務感が減ると、自然と「やりたい」という内側からの声が聞こえてくるようになったのです。毎日の小さな一歩と、結果にこだわらない姿勢。この古代の知恵が、現代を生きる私たちの心も軽くしてくれるって、すごいですよね。

おかげで今では、継続力と集中力ゼロだった私が、毎日いろんな努力を楽しみながら生きています。毎朝の瞑想も「待ち遠しい」と感じられるようになり、一日の始まりが変わりました。

もしあなたも「〜しなければ」のストレスに疲れているなら、ぜひ一緒に小さな一歩から始めてみませんか?「努力は義務ではなく、楽しむもの」その感覚があなたの毎日をきっと明るく変えていくはずです。
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