あの頃の私は、いつも誰かに怒っていた
こんにちは、ヒトミです。
今日は、今から少し昔――
大学4年生の頃の、私自身のことをお話しさせてください。
ちょっと暗めの話になるかもしれませんが、
「整うってどういうことだろう?」と悩んでいた方には、
もしかしたら重なる部分があるかもしれません。
🌀 イライラしていた大学時代
約12年前、私は大学4年生でした。
その頃の私は、
とにかく常にイライラしていたのを覚えています。
家族にも
友達にも
大学の先生に対しても
「誰も、私のことなんて分かってない」
「ほんとどうしようもない」
そんな言葉が、心の中でぐるぐると渦を巻いていました。
他人を見下してしまうくせに、
自分の容姿や将来にはまったく自信が持てず――
ふとガラスに映った自分を見て、
無性に落ち込むこともよくありました。
🗺 就職も未来も、まったく見えていなかった
周りの友達がどんどん就職先を決めていく中で、
私はひとり、「何も決まらないまま」の状態でした。
「人生って、こんなにつまらないものなのかな」
「なんで私は、こんなに生きづらいんだろう」
未来に希望が持てず、
人生のビジョンなんて、ひとつも描けていませんでした。
🌿 はじまりは、なんとなく開いたホームページから
そんなある日、インターネットで見つけたのが
今のSURYA――当時は「ヨーガ・セラピー スーリア」という名前のスタジオでした。
「家から近いし、よく分からないけど行ってみよう」
最初はそれくらいの軽い気持ちだったと思います。
でも、そこで出会ったのが、
「ヨーガ・セラピー」と「ヴィヴェーカ瞑想」のクラス。
体をほぐしてから、静かに呼吸を整え、
最後に“問い”と向き合う瞑想をするという流れでした。
⚡️ はじめて「自分を客観的に見る」体験
そのときの瞑想で出てきた問いは忘れてしまったのですが、
はっきりと覚えていることがあります。
「あれ? 私、こんなに怒ってたんだ」
「もしかして、この怒りの下には、悲しみがあったのかも…」
自分の内側にあった感情に
雷に打たれたような気づきが走ったのです。
その瞬間、言葉にできなかった重たい想いが、
少しだけ、輪郭を持ち始めた気がしました。
🌱 小さな“変わりたい”が生まれた場所
もちろん、たった1回のレッスンで
すべてが変わったわけではありません。
でも間違いなく、私の中に
「変わりたい」
そんな小さな灯がともったのです。
それが、私にとっての「整える時間」の原点であり、
のちに書く瞑想や手帳術へとつながる、はじめの一歩でした。
🔖ヒトミのひとことメモ
怒りの下にある「悲しみ」に気づいたとき、
少しだけ、自分を許せた気がしました。
ヨガや瞑想は、何かを解決してくれる魔法ではないけれど、
“自分と向き合う”きっかけをくれる時間です🕊
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